心地よく安心して賢く暮らす家

0120-134-777

家づくり相談/疑問TOPICS

  1. 家づくり相談/疑問TOPICS
  2. 仕様/性能について
  3. 大分で注文住宅を建てるなら「気密」が重要な理由とは?

大分で注文住宅を建てるなら「気密」が重要な理由とは?

大分・別府で注文住宅を検討している方は、家の気密性について理解しておいたほうが判断しやすくなります。

・C値ってなに?
・高気密って本当に必要?
・大分の気候で意味あるの?

といった疑問をお持ちではないでしょうか。

結論から言うと、大分で快適に長く住める家を建てるなら“気密性能”は非常に重要です。

この記事では、専門的な内容も交えながら、できるだけ分かりやすく解説します。

そもそも「気密」とは?

住宅における気密とは、
家のすき間をどれだけ少なくできているかという性能のことです。

その指標が「C値(相当隙間面積)」。

  • C値=家全体の隙間面積 ÷ 延床面積
  • 単位は「㎠/㎡」
  • 数値が小さいほど高気密

例)C値1.0 →1㎡に対して1㎠の隙間がある程度の気密性

一般的には

  • 1.0以下 → 高気密住宅
  • 0.5以下 → かなり高性能
  • 0.3以下 → 非常に高水準

といわれます。

高気密って、息苦しくならないんですか?

換気は義務付けられているので大丈夫ですよ。むしろ換気性能を上げるためにも気密性が重要なんです

なぜ気密が重要なのか?

① 換気性能を良くする

全館空調などの換気・空調システムは、換気を計画的に行うので、
気密が低い家では機能しにくくなります。

・足元が冷える
・エアコンを切るとすぐ寒くなる
・家のなかで温度差が高い

といった問題が起きます。

高気密住宅は、温度調節した空気を逃がしにくいため、
室温が安定し、温度差が小さくなります。

② 光熱費に直結する

気密が悪い家は、
例えるなら「穴のあいたバケツ」。

いくら冷暖房しても空気が逃げます。

高気密住宅は、

・エアコン効率が良い
・少ないエネルギーで快適
・長期的に光熱費が安定

というメリットがあります。

ZEHや長期優良住宅を検討しているなら、
気密は必須条件と言ってもいいレベルです。

床下換気システム
24時間全熱交換型換気システム「sumika」

常にきれいな空気、エアコン一台で家じゅう快適温度 省エネ高性能住宅を作る上で高断熱材に合わせて欠かせないのが換気システムです。COZY HOUSEでは、MAHBEX社の24 時間全熱交換換気システム”sumika” を採 […]

気密が悪いと起きるリスク

・壁内結露
・構造材の腐朽
・シロアリ被害のリスク増大
・断熱材の性能低下

気密は「快適性」だけでなく、
家の寿命に直結する性能でもあります。

C値は測定しているか?

ここが重要です。

「高気密です」と言いながら、実測していない会社もあります。

本当に性能を語るなら、

✔ 気密測定を全棟実施しているか
✔ 実測C値を公開しているか

は必ず確認したいポイントです。

気密測定

気密を高める具体的な施工例

「高気密」と言っても、材料だけでは実現できません。
設計+現場施工の精度がすべてです。

ここでは、実際に気密を高めるために行う代表的な施工例をご紹介します。

① 構造用合板の気密テープ処理

外周部の構造用合板の継ぎ目を、専用の気密テープで処理します。

✔ 合板のジョイント
✔ サッシまわり
✔ 床と壁の取り合い

ここを丁寧に塞ぐことで、細かな隙間を防ぎます。
雑に貼ると意味がないため、職人の丁寧さが問われる工程です。

② コンセント・配線まわりの処理

実は、気密を落とす大きな原因が電気配線の貫通部

・コンセントボックス裏
・分電盤まわり
・給排水管の貫通部

これらを気密カバーや発泡ウレタンで確実に塞ぎます。

ここを怠ると、いくら断熱材を厚くしてもC値は改善しません。

アクアフォーム施工

③ 床下・天井まわりのライン確保

気密性能で重要なのは、気密ラインをどこで取るかを明確にし、連続させることです。

床・壁・天井がバラバラに施工されると、どこかで必ず隙間が生まれます。

近年は、現場で発泡する**吹付け断熱材(硬質ウレタンフォームなど)**を採用するケースも増えています。

吹付け断熱のメリットは、

・柱や梁の凹凸に密着する
・細かな隙間を埋めやすい
・断熱と同時に気密を取りやすい

という点。

ただし、重要なのは「吹けばOK」ではないこと。

✔ 厚みが均一か
✔ 取り合い部まで充填されているか
✔ 削りすぎていないか

施工後の確認が甘いと、性能は安定しません。

断熱材の種類以上に、連続性と施工精度が重要です。

「内倒し」「内開き」の 2つの開き方ができるツーアクションタイプ窓

④ 窓まわりの気密と開閉方式

窓は住宅の中で最も気密が取りにくい部分です。

特に、日本で一般的な引違い窓は構造上どうしても可動部分が多く、
わずかな隙間が生じやすい特徴があります。

一方で、**片開き窓(縦すべり出し窓など)**は、

・パッキンでしっかり押さえ込む構造
・閉めたときの密着性が高い
・気密性能を確保しやすい

といった特性があります。

もちろん設計条件や使い勝手とのバランスは必要ですが、
開閉方式の選択も気密性能に影響する要素のひとつです。

窓によっても変わるんですね

一般的な「引違い窓」は、構造的に気密性が低い傾向にあります。気密性を重視するなら、窓やドアの“開閉方式”も検討してください

まとめ

家づくりは、どうしても間取りやデザインに目が向きがちです。
しかし、住み始めてから差が出るのは“見えない性能”です。

気密性能は、

・室温の安定
・光熱費の差
・換気の効き
・結露や劣化のリスク

といった、日々の暮らしそのものに直結します。

しかも気密は、完成してからでは改善が難しい部分です。
だからこそ、建てる前の判断がすべてになります。

✔ C値を実測しているか
✔ 施工方法に一貫性があるか
✔ 数値だけでなく根拠を説明できるか

このあたりを確認するだけでも、家づくりの精度は大きく変わります。

性能は派手ではありません。
けれど、10年後・20年後の快適さを左右するのは、こうした基礎力です。

断熱とセットで「気密」まで考える。
それが、長く快適に暮らせる住まいへの近道です。

仕様/性能について
大分でセルロース断熱を検討している方へ
仕様/性能について
【大分 注文住宅】エアコン1台で床下換気・床下空調する家とは?
仕様/性能について
大分で注文住宅の「塗り壁」を検討中の方へ|後悔しないために知っておきたい基礎知識
仕様/性能について
大分で注文住宅に吹抜けはアリ?寒い?ほぼ全棟で採用する理由がこちら
仕様/性能について
大分で注文住宅を建てるなら「気密」が重要な理由とは?
仕様/性能について
大分で注文住宅を建てるなら断熱性能は重要?UA値と基準をわかりやすく解説
カテゴリー

PAGE TOP