大分市 Cozy GLAD 基礎工事 配筋検査

 

 

 

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今回は、注文住宅”Cozy GLAD”の配筋検査の様子を紹介します。

 

 


 

 

1. 配筋検査の重要性とその手順

配筋検査は、鉄筋が設計通りに配置されているか、十分な強度を確保するために行う重要な作業です。

鉄筋の配置が適切でないと、地震などの大きな力に対して耐えられない可能性があります。

つまり、設計図面に基づいて、配筋が正確に施工されているかを現場で確認することが必要です。

 

3段階の強度ランク

 

今回は、耐震等級3を取得するために、木造住宅の基礎に対して1.3倍以上の配筋を使用しました。

この計算は、最もハイレベルな耐震性を保証するために行われたもので、地域の地震活動や地盤の特性も考慮されています。

具体的には、配筋の間隔や太さ、配置の高さなど、あらゆる点に細心の注意を払いました。

 


2. 耐震等級3の実現に向けた設計の特徴

 

 

強度ピラミッド

 

耐震等級3は震度7の地震に耐えて命を守る事を目的としています。また避難所と同等の耐震性能となります。

これを実現するため以下のように三段階の計算方式があります。

  • 構造計算は、最も高い安全性を確保し、建物の詳細な地震対応力を評価します。
  • 性能表示計算は、一定の耐震性能基準に基づいて建物の性能を評価し、最小限の安全基準を超えることを目指します。
  • 仕様規定は、最低限の耐震基準を満たすことが求められるため、他の2つに比べて安全性の確保レベルが低いと言えます。

 

これらの設計が組み合わさることで、耐震等級3の中でも最も高いレベルの安全性を実現することができました。

Cozyハウスでは全棟標準で 最も高い安全性を誇る『構造計算の許容応力度計算』で耐震計算を行っています。

つまり、耐震等級3の中でもワンランク上、強度ランク24-27となります。

 

 

強度ランク

 

2016年6月14日に発生した『熊本地震』を教訓に熊本県の自治体が

被害データを取りまとめ作成資料があります。(耐震等級3のススメ一部引用)

 

耐震等級のススメ_page-0001-1

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熊本地震で最も被害の大きかった『益城町中心部』におけるデータとして

 

旧耐震基準の家では 倒壊214棟、全壊133棟、大規模半壊から一部損壊が373棟

 

新耐震基準では(1981年以降の建物) 耐震等級1~2では 倒壊83棟、全壊97棟、大規模半壊から一部損壊が641棟

 

耐震等級3では 倒壊0棟、全壊0棟、大規模半壊0棟、一部損壊、半壊で2棟

 

上記のようなデータから、『命を守るために必要な耐震強度』は『耐震等級3』

といえるのではないかと思います。

 

 

 

配筋検査

 

 

3. 施工事例紹介:コンクリート打設前の最終確認

Cozy GLADでは、コンクリート打設前に厳格な配筋検査を実施しました。

 

この段階での施工チェックは、最も重要な部分であり、コンクリート打設後の手直しは不可能なのでしっかり設計通りに配筋されていること確認し写真に記録していきます

検査の結果、すべての配筋が設計通りに配置されていることが確認されたので、次回はいよいよコンクリート打設です。

 

 

 

『木造軸組み』『木造金物ピン工法』

と基礎部以外でも、木造部分にも同様の計算方法を適用しています。

金物、耐震パネルについてもご紹介していきますので、次回、お楽しみにしてください。

 

 

 

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