気密性能(C値)とは?わかりやすく解説!【住宅の性能】

こんにちは!COZY HOUSEです。家づくりを考えるとき、「耐震性」「断熱性」などはよく耳にしますが、実は「気密性」もとても大切な性能のひとつです。今回は、そんな「気密性能(C値)」について、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

 

気密性能(C値)ってなに?

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気密性能とは、住宅にどれくらいの「すき間」があるかを示す性能のことです。

住宅には、窓や壁の継ぎ目、配管のまわりなど、目には見えにくい小さなすき間が必ずあります。そのすき間から、外の空気が入ってきたり、せっかく室内を暖めた空気が逃げてしまったりすると、冷暖房の効率が下がってしまいます。

この「すき間の大きさ」を数値で表したものが「C値(しーち)」です。

 

C値の意味と単位

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C値は、「住宅全体のすき間面積」を「建物の床面積」で割った数値で、単位は【cm²/m²】(平方センチメートル/平方メートル)で表します。

たとえば、

  • C値=1.0の場合:「1㎡あたり1cm²のすき間がある」
  • C値=0.5の場合:「1㎡あたり0.5cm²のすき間しかない」=より高性能!

つまり、C値が小さいほど、気密性が高く、すき間が少ない家ということになります。

 

昨日、施工中の物件で測定したC値は0.21でした.こんなイメージですね。ほぼ見えないぐらいの隙間ということになります。

 

C値

 

気密性が高いと、なにがいいの?

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気密性の高い住宅には、こんなメリットがあります:

1. 冷暖房がよく効く!

少ないエネルギーで室内を快適に保てるため、光熱費の削減につながります。

2. 結露やカビの発生を防ぐ

すき間から湿気が入り込むことが少なくなるため、構造材の劣化防止や健康面にもプラスです。

3. 換気システムが正しく機能する

高気密住宅では、計画的な換気がしっかり機能し、空気のよどみや臭いの問題も解決します。

 

C値はいくつが目安?

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住宅性能表示制度では、C値に法的な基準はありませんが、目安としては以下の通りです:

C値 目安 性能の目安
5.0以上 一般的な住宅(隙間多め) 気密性が低く、冷暖房効率が悪い
2.0前後 省エネ住宅の最低ライン 気密測定されているが改善の余地あり
1.0以下 高気密住宅 性能の高い住宅に分類
0.5以下 高性能住宅 注文住宅などでこだわった仕様

 

当社では、C値0.5以下を目指した施工を行っており、実測検査によって性能をしっかり確認しています。

 

まとめ

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気密性能(C値)は、家の「見えない性能」のひとつですが、住み心地や快適さ、省エネ性に大きな影響を与えます。断熱性とセットで考えることで、より高性能な住まいになります。

当社では、設計から施工、気密測定まで一貫して対応し、お客様に安心と快適をご提供しています。気密性にこだわった家づくりにご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください!

 

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